受け口(反対咬合)
2017年03月2日
噛んだ時に上の前歯より下の前歯が前に出ていることを反対咬合といいます。
← 受け口(治療前)
← 受け口(治療後)
反対咬合は顎の大きさからくるもの、歯の傾きによるもの、顎の位置の異常からくるものとおおきくわけて3つにわけられます。
特に顎の大きさからくるものは上の顎の大きさに対して下の顎が大きい状態となるのでお顔の形にも影響します。
下顎が出ていて気になる方も多いでしょう。
基本的にはブラケットによる矯正で治療しますが、下顎を小さくする外科手術が必要となるケースもあります。
審美的な改善はもちろんですが、咀嚼力の改善(特に前歯で物をかみ切りやすくなります)や発音の改善、歯周病・虫歯の予防などが期待できます。
子供の矯正では様々な方法があります。
舌癖(下の前歯を押す)がある場合は癖を予防するマウスピースを装着します。
上顎の成長不良が見られた場合は成長を促進する装置、逆に下顎が大きい場合は成長を抑制する装置を装着します。
反対咬合は前歯が永久歯に生え変わった時点で決まってしまいます。
そこから正常な噛み合わせに戻る事はありません。
早期治療の効果も高く、子供の矯正は比較的安価です。
遺伝の場合も多いので気になっている親御さんには早めの矯正相談をおすすめします。
当法人の本院(キョート矯正・審美歯科)が京都市内にございますが、そちらは『自立支援医療指定医院・顎口腔機能診断準拠施設』ですので、保険適用で外科手術前後の矯正治療をお受け頂くことが可能です。
ご自身が保険適用症例か否かと疑問をお持ちの方、お気軽に当院(H&S矯正・審美歯科)で無料初診相談を受けて下さい。適応症例の場合は、本院に転院が可能です。