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歯科矯正治療のQ&A

歯科矯正治療における、代表的なQ&Aをご紹介いたします。
ここに掲載されていない内容や、もっと詳しい内容を知りたい方は、クリニックまで直接お問い合わせくださいませ。
初診相談料は無料ですので、矯正治療をご検討されている方は、ぜひご利用ください。

歯科矯正治療のQ&A一覧

矯正治療はいつごろから始めるのが良いのでしょうか?

症例によって異なります。例えば、受け口(反対咬合)の場合では、就学前に開始することもありますし、八重歯・乱杭歯であれば、永久歯列完成後の12、13歳で開始することが多いです。顎の歪み、歯列不正などに気付かれましたら、早めに矯正歯科医師 あるいは矯正歯科専門医院にご相談ください。

大人でも矯正治療は出来ますか?

大人の方でも十分可能です。歯や歯を支える骨のコンディションに大きな問題がなければ、年齢に制限はないとお考え頂いて結構です。ただ、10代の患者さんに比して歯が動きにくい傾向があります。また、装置への慣れに多少お時間がかかるかも知れません。

痛みはありますか?

あります。歯が浮くような痛みであったり、知覚過敏のようなしみる痛みであったりしますが、痛みの感受性には大きな個人差がありますから、あまり気にならない方もおられます。しかも、通常2~3日で収まっていきますので、さほど大きなご心配は不要です。

矯正治療をするにあたって、歯は必ず抜かないといけませんか?

抜歯の必要性につきましては、治療後の仕上がりに何を求めるかによって変わってくるものと考えます。口元の突出感を抑えて仕上げたい場合では、見た目の歯の不揃いが強くなくても抜歯をしなければならない場合が殆どですし、その逆の場合では非抜歯治療が可能かも知れません。主治医とよく相談して決めることが大切です。

目立たずに治療できますか?

目立ちにくい半透明のブラケットや白くコーティングされたワイヤー、歯の裏側につける装置などがあります。

治療期間はどれくらいになりますか?

成人の抜歯症例で2年半から3年、非抜歯症例で2年前後を一つの目安と考えております(保定期間を含みません)。

治療費について詳しく聞きたいのですが?

矯正治療は、顎変形症や唇顎口蓋裂などの一部の症例を除き、原則的には健康保険適用外の自由診療です。従って治療費は医院によって異なりますが、その算定方法は現在では2通りに大別されるようです。一つは、施術料と毎回の再診料(調節料)を分けて算定するもの(チェックフィーシステム)、もう一つは、施術料と再診料を予め合算した治療費の総額を算定するもの(トータルフィーシステム)です。前者では、金額の大きい施術料をある程度低く抑えられるので、治療を開始しやすい反面、毎回の再診料を考慮すると治療費の総額が不明瞭になる欠点もあります。一方、後者のトータルフィーシステムでは、治療費の総額が治療期間の長さに関わらず一定ですから、この点では安心して治療を受けて頂けると思います。ちなみに当院でもトータルフィーシステムを採用しております。

歯列矯正は医療費控除の対象となりますか?

現在では、矯正治療も医療費控除の対象として認められることが殆どです。稀に診断書の添付を求められることがありますので、必要であればお申し出ください。

上の前歯がガタガタです。ここだけを治療する事は出来ないのでしょうか?

出来ないというか、よい治療にならないことが多い、というのが正直な見解です。患者さんが矯正治療を始めるきっかけになるのは、たいていの場合では前歯の不正だと思います。この部分だけの治療で上手くできれば、治療する側の我々にとりましてもたいへん有難いのですが、歯列の前方を修正するには結局後方から手を付ける必要があり、どうしても歯列全体、さらには対合の歯列を含めた咬み合わせ全体を整えざるを得ないのです。部分的な矯正治療が奏功する症例は決して多くないことを何卒ご理解ください。

差し歯などがたくさんあるのですが、矯正は可能ですか?

神経を取ってある歯(失活歯といいます)でも動かすことは可能です。大きな被せもの(セラミック冠や金属冠)が装着されている歯の場合は、矯正治療完了後に再製作が必要になることも少なくないので、予め仮歯に置換した後に矯正装置を装着することがあります。また、ブリッジが装着されている場合では、歯の欠損部のダミーを切断・除去して空隙をを閉鎖できることもあります。

歯医者に通わず、自力で出っ歯を治したいです。

爪や唇の噛み癖、口呼吸などの改善で悪化を予防することはできても、出っ歯を自力で治すことはできません。また、お子様の成長とともに出っ歯が自然と改善することもほとんどありません。飛び出た前歯を押し込んで治そうとする行為は、歯や神経の損傷など重大な事故につながる恐れがありますので、絶対になさらないでください。歯並びや機能でお悩みのことがあれば、お早めに歯科医師にご相談ください。

矯正治療で出っ歯になることがあると聞きました。

歯に対して顎の幅が足りないままに重なった歯を整列しようとすると、前歯が前方へと押し出され出っ歯になってしまうことがあります。そうした事態を防ぐために、事前の抜歯で歯がまっすぐ生え揃うのに十分なスペースを確保します。とはいえ、健康な歯を抜くことに抵抗を感じる方も少なくありません。当院では、事前に歯科医師がしっかりとしたカウンセリングを行います。患者様のお口の状態を拝見し、ご希望をお伺いした上で患者様にご納得いただける治療プランをご提案いたします。

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当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんな事でも構いませんので、私達にお話しして頂けたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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