出っ歯(上顎前突症)
2017年02月14日
イーッとかみ合わせて横から見た時、正常な噛み合わせの場合、下の前歯より上の前歯の方が少し前に出ています。
その距離(オーバージェット)が大きく離れていると上顎前突症となります。
前歯で物が噛みきれなかったり、発音がしにくかったりと見た目以外でも悩んでる方が多くいらっしゃいます。
また、顎関節症になりやすかったり、口が閉じれなくて乾燥状態になり虫歯や歯周病になりやすいなどのリスクもあります。
上顎前突症は、以下の3つに大きく分類されます。
①骨格性上顎前突症
顎は上顎と下顎に分かれています。上顎が大きかったり下顎が小さかったりするとオーバージェットの値は大きくなります。
②歯性上顎前突症
上の前歯が前に傾いていたり、下の前歯が後ろに傾いてしまってオーバージェットの値が大きくなった場合のことをいいます。
③機能性上顎前突症
顎の位置がずれてしまっている場合
矯正ではワイヤー矯正かマウスピース矯正で治療していきます。
骨格性上顎前突症では、外科的な顎の手術が必要となる場合もあります。
この場合、健康保険を利用して矯正治療を受けられる可能性もございますので、健康保険適応症例か一度ご相談にいらして下さい。