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詰め物・かぶせ物をしている歯の矯正治療

2021年08月26日

こんにちは。吉田です。
さて今日は、治療している歯でも矯正治療ができるのか、どうやって矯正装置を装着するのかを説明したいと思います。

矯正治療を始めたいと当院にいらっしゃる方は、成人の方が8割ほどで、その中には、40代、50代の方もいらっしゃいます。年代があがるほど、過去に虫歯の治療をして、詰め物をされている方も多く、「かぶせ物」や、「差し歯」というような大きな「補綴(ほてつ)歯」がある方もいらっしゃいます。
矯正治療は、基本的には、歯を失っていなければ治療することはできますが、過去に虫歯治療をした歯で、歯にかぶせ物がしてある場合は、矯正治療を始める前にしなければいけないこと(処置)があります。

では、具体的に、どのように治療を進めていくのか説明していきます。

 
~天然歯への接着が一番強い~
ワイヤー矯正をする場合、歯の表面にブラケット(歯に装着する器具)を接着剤で貼り付けます。
ブラケットの接着力が一番強いのは、天然歯(治療をしていない健全な歯)です。
エナメル小栓という細かい管に、接着剤がうまく流れ込むことによって、矯正装置が接着する仕組みになっています。この接着力が、かぶせ物などの治療をした歯の場合は異なってきますので、かぶせ物の材料や歯の場所によっては、特別な処置をしたり、はずしたりする必要があります。
 
~レジン(樹脂)のかぶせ物~
レジン(樹脂)との接着力は高いため、矯正治療には特に問題ありません。
 
~金属のかぶせ物~
金属の場合は、表面がツルツルなため接着力は弱くなります。
金属のかぶせ物に装着する場合は、メタルが接着しやすくなるプライマーという処理剤を塗布し、接着力を上げます。ただし、入念な処理をしても、噛む力が強くかかる奥歯は特に外れやすいです。

 
~セラミックのかぶせ物~
セラミックは、かなり表面がツルツルなため、接着力はとても弱くなります。
そのため、前歯にセラミックがかぶせてある場合は、矯正装置をつける前に、セラミックをはずしてレジンのかぶせ物にしていただく場合があります。
奥歯の場合は、下の絵のように、歯にバンドという装置を装着して、脱離を防ぎます。

 
~矯正後にかぶせ物はやり直しが必要?~
矯正前に入っていたかぶせ物は、矯正治療前の歯並びに合わせて調整されているため、矯正後に作り直さなければいけない可能性があります。
当院では、矯正治療を始める前に、かぶせ物や虫歯などのお口の状態をしっかりと確認して、患者様に合った治療法を提案しております。
かぶせ物の作り直しが必要となる可能性がある場合は、そのことも理解していただいた上で、矯正治療を進めさせていただきます。

 
矯正治療を考えている方で、虫歯の治療が必要な方や現在治療中という方は、虫歯治療の前に、ご相談いただければと思います。
他にもわからないことや、気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

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当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんな事でも構いませんので、私達にお話しして頂けたらと思います。
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