矯正中のトラブル①
2017年05月24日
※ブラケットがはずれた
ブラケットは治療中は歯にしっかりとくっついていなくてはなりませんが最終的には外してしまいます。
ある程度の外れやすさも必要となりますので強力な接着剤を使用するわけにもいきません。
そのため、大きな力が加わるとブラケットがはずれてしまうことがあります。
歯が動いて噛み合わせが変わることで、噛むとあたるようになったり、固いものを思い切り噛んでしまったり、歯の位置が大きくずれている歯などは外れやすかったりします。外れてしまったら付け直しをします。
外れてしまって申し訳なさそうに来院される方もいらっしゃいますが、気にせずご連絡ください。
リンガル(裏側矯正)をされている方は専用のブラケットをお作りしていますので、外れたブラケットもお持ちください。
無くしてしまった場合は再製致しますのですぐには再着できない場合がございます。
※ワイヤーが突き出てきた
ワイヤーが出てきても歯が順調に動いている証拠ですので心配はいりません。歯が動いたことにより、奥からワイヤーが飛び出してきます。
頬に刺さるほど飛び出してくる場合も多く、頬を傷つけてしまいます。飛び出た部分を切りますので、我慢されずお早めにご連絡ください。
飛び出た部分が小さい場合はワックスで保護をすると痛みは楽になります。
どうしても来院が難しく痛みが我慢できない場合は、ご自身でニッパーなどで飛び出た部分をお切りください。
矯正治療中のお悩みがありましたら、お気軽にお問合せ下さい。