矯正装置装着後のブラッシング
2017年04月4日
ブラケット装置は一度装着すると原則、歯の移動が完了するまで取り外すことはありません。
ひとつひとつの歯にブラケットがついていて一本のワイヤーで歯を繋げているので、食べ物がはさまりやすくなります。
歯ブラシもあてにくくなるので清掃状態も悪くなり、虫歯や歯周病のリスクも高くなります。
当院ではブラケットを装着した日に歯ブラシ指導も行っております。
装置装着後は凹凸が多くなり従来の歯ブラシでは細かい汚れがとれません。
ブラケット周りの汚れは山型になっている矯正専用の歯ブラシを使用します。
ワイヤー下の汚れは狭いのでワンタフトブラシ(部分用ブラシ)で汚れを落とします。
歯の移動中は隙間ができやすいので歯間ブラシで歯と歯の間の汚れをおとします。
それぞれの清掃道具の使い方は実際に磨きながらご説明いたします。
また、定期的な歯科でのクリーニングもおすすめします。歯石や着色など蓄積した汚れは歯ブラシでは落としきれません。
歯並びは綺麗になったのに装置を外したら虫歯ができていた…なんてことのないよう、口腔ケアもしっかりしていきましょう。
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次回は、抜歯矯正に関するご説明を致します。